■ はじめに

の続き。

今回は、前回で設定した以外で必要なその他事項やトラブルシュートについては、扱う。

■ CloudWatch Logs あれこれ

【１】ログの設定を追加したい場合

　ログの設定を追加したい場合に、
再度、「sudo python ./awslogs-agent-setup.py --region ap-northeast-1」を実行すると
前回の設定が上書きされてしまう。

 => オプション「--only-generate-config」を指定して実行

# 念のため、設定をバックアップ
sudo cp /var/awslogs/etc/awslogs.conf /var/awslogs/etc/awslogs.conf.backup

sudo python ./awslogs-agent-setup.py --region ap-northeast-1 --only-generate-config

【２】日付付きのログファイル名について

 * ログファイル「file」において、「file=/var/log/system.log*」「file=/var/log/system.*.log」のように
   ワイルドカードを使用する

【３】yyyy/MM/dd hh:mm:ss.SSS でミリ秒まで表示するログへの対応

 * 「Choose Log Event timestamp format」で「4. Custom」を選択し、「%Y/%m/%d %H:%M:%S.%f」を設定する
 * ミリ秒は、以下の公式サイトの「%f: 左ゼロ詰め 10 進数でのマイクロ秒です。000000, ..., 999999」で対応可能

■ CloudWatch Logs トラブルシュート

【１】 CloudWatch Logsにアップされない

　日付付きのログファイル名でワイルドカード「*」を使用した際に、
ロググループ名にも「log_group_name=Sample-/var/log/system.*.log」のように指定したら
CloudWatch Logsにアップされなかった。

なお、ワイルドカード「*」を使用しなかった時は、CloudWatch Logs画面で確認できた。

 * ロググループ名「log_group_name」には、「*」が名前として使用できない
  => 詳細は、以下「ロググループ名「log_group_name」の制約」を参照

より、抜粋

 * 1～512 文字で指定
 * a～z、A～Z、0～9、"_" (アンダーバー)、"-" (ハイフン)、"/" (スラッシュ) および "." (ピリオド)

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