手順概要

[1] JDBCドライバを【Tomcat Home】/lib配下に格納
[2] Tomcatの設定を修正
 [2-1] context.xml
 [2-2] server.xml
 [2-3] catalina.properties
 [2-4] web.xml
[3] Tomcatを再起動する
[4] 動作確認

詳細手順

構築環境

 * OS     : Windows10
 * DB     : DynamoDB Local
 * Java   : JDK1.8
 * Tomcat : Apache Tomcat v8.5.11

前提条件

 * 「Tomcat」「Amazon DynamoDB Local」をインストールしておくこと

[0] 準備 : JDBCドライバのダウンロード

 * JDBCドライバをダウンロード(今回は「aws-dynamodb-session-tomcat-2.0.4.jar」)する

[1] JDBCドライバの設定

[1] [0]のJDBCドライバを【Tomcat Home】/lib配下に格納する

[2] Tomcatの設定を修正

[2-1] context.xml を修正する
～～～～
<!-- Uncomment this to disable session persistence across Tomcat restarts -->
<!--
<Manager pathname="" />
-->
<!-- ★追加★ -->
<Manager className="com.amazonaws.services.dynamodb.sessionmanager.DynamoDBSessionManager"
      awsAccessKey="yourAccessKey"
      awsSecretKey="yourecretKey"
      endpoint="http://localhost:8000"
      table="tomcat_sessions"
      createIfNotExist="true"
      processExpiresFrequency="1"
/>
<!-- ★追加★ -->
</Context>
～～～～

[2-2] server.xml を修正する
～～～～
【修正前】
<Engine name="Catalina" defaultHost="localhost">

【修正後】
<Engine name="Catalina" defaultHost="localhost"
 jvmRoute="jvm1" backgroundProcessorDelay="1" startStopThreads="-1">
～～～～

[2-3] catalina.properties を修正する
～～～～
#tomcat.util.buf.StringCache.cacheSize=5000

#★追加★
org.apache.catalina.session.StandardSession.ACTIVITY_CHECK=true
～～～～

[2-4] 【Tomcat】/webapps/【自分プロジェクト】/WEB-INF/web.xml を修正する

「<distributable />」を追記
～～～～
  ・・・略・・・
  <distributable />
</web-app>
～～～～

[3] Tomcatを再起動する

systemctl restart tomcat

[4] 動作確認

[1] 以下の関連記事の「【動作確認用サイト】sessionExam.jsp」を
   「/usr/local/tomcat/webapps/examples」配下に置く

[2] ブラウザのURL欄に以下のURLを入れる

[3] DB内のテーブル「tomcat_sessions」をみてみる
 => データが確認できることを確認する

参考文献

公式サイト

Tomcat + DynamoDB in AWS

関連記事

Amazon DynamoDB Local

Tomcatのセッション永続化 ～ セッション レプリケーション / MySQL編 ～

環境 / 構成

 * Client
   ｜
  HTTPS
   ↓
 * ELB(ロードバランサ)
   ｜
  HTTP
   ↓
 * Nginx 
   ｜
  HTTP
   ↓
 * Tomcat (v8.5.11)
   ↓
 * Webサービス

前提

 * ELB の設定は行っていること
 * Nginx、Tomcat のインストールはしてあること

設定

Nginx / default.conf

server {
    # ・・・略・・・

    location / {
        root   /usr/share/nginx/html;
        index  index.html index.htm;
    }

    # ★追加★
    location /SampleWebService/ {
        proxy_http_version 1.1;
        proxy_pass http://localhost:8080/SampleWebService/;
    }

    # ・・・略・・・
}

Tomcat / server.xml

<!-- Comment Out
<Connector port="8080" protocol="HTTP/1.1"
      connectionTimeout="20000"
      redirectPort="8443" />
-->

<Connector port="8080" protocol="HTTP/1.1"
    proxyPort="443"
    scheme="https"
    secure="true"
    proxyName="www.example.com"
    URIEncoding="UTF-8"
    connectionTimeout="20000"
    redirectPort="8443" />

参考文献

関連記事

【Apache】【Tomcat】 「A cookie header was received [XXX=YYY] that contained an invalid cookie」が表示される

Nginx ～ 入門編 / Linux版 ～

【Linux】【Tomcat】Tomcat 8.5 のインストール

はじめに

でやったが、Amazon DynamoDB で
アクセスキー IDと、シークレットアクセスキーを取得する必要があるが
IAMって単語が出てきたので、調べてみた

IAM

 * Identity and Access Management
 * ユーザーに対して AWS へのアクセスを安全に制御するための仕組み

参考文献

公式サイト

その他

関連記事

Amazon DynamoDB

はじめに

で少し触れたが、CLB (Classic Load Balancer)ではできなかった
ALB (Application Load Balancer)でパスベースのルーティングを
行う必要があったので、記録しておく

パスベース(Path base)のルーティングとは？

例えば、以下のようなことを実現する
～～～～～
 http://www.example.com/SampleService/
   => Tomcat(Port:8080)に振り分ける

 http://www.example.com/
   => Nginx(Port:80)に振り分ける
～～～～～

手順

前提条件

 * 「http://www.example.com/」のポート80の設定はすでに行っているものとして手順を作成する

手順

[1] ターゲットグループを作成する

～～～～～～
ポート：8080

ヘルスチェックの設定
パス：/SampleService/ (※1)

※1
ヘルスチェックをさせるファイルを直接していてもいい
例: /SampleService/HealthCheck.html
～～～～～～

[2] [ロードバランサー]-[リスナー]で「HTTP」欄を展開し、
    「ルールを追加する」を押下
～～～～～～
パスパターン : /SampleService/*


～～～～～～

参考文献

関連記事

AWS(Amazon Web Services) ～ 入門編 / ELB作成 ～

■ はじめに

で、Tomcatを複数インスタンス起動できるように構築する手順を記したが
CATALINA_HOME、CATALINA_BASE を理解した上で構築すると
無駄なファイルなく、構築できるので、メモしておく

補足

 * Ubuntuの場合は、tomcatX-instance-create コマンドで簡単にできるらしい

■ 関連する環境変数

CATALINA_HOME

 * Tomcat の実行に必要なファイル(bin/lib)のディレクトリ

CATALINA_BASE

 * Tomcat のインスタンスのディレクトリ
 * 定義するCATALINA_BASEディレクトリ配下には、以下のディレクトリが必要
～～～～～～
 + conf
 + temp
 + webapps
 + work
 + logs
～～～～～～

■ 構築環境

 * OS : CentOS7
 * Java : JDK1.8
 * Tomcat : Tomcat 8.5.11

ディレクトリ構成

/usr
 + local
    + tomcat       <= CATALINA_HOME
       + bin
       + lib
       + instance1 <= CATALINA_BASE 1
          + conf
          + temp
          + webapps
          + work
          + logs
       + instance2 <= CATALINA_BASE 2
          + conf
          + temp
          + webapps
          + work
          + logs

構築手順

前提条件

 * JDKはインストールされているものとする

[1] ダウンロード/インストール

[1-1] 以下のサイトからTomcatをダウンロードする（今回は「apache-tomcat-8.5.11.tar.gz」）

[1-2] 手順[1-1]を解凍し、インストールする

tar -xzvf ~/apache-tomcat-8.5.11.tar.gz
sudo mv ~/apache-tomcat-8.5.11 /usr/local/tomcat

[1-3] (ひとまず)Tomcatを開始する
～～～～
sudo /usr/local/tomcat/bin/startup.sh
～～～～

【出力結果】
Using CATALINA_BASE:   /usr/local/tomcat
Using CATALINA_HOME:   /usr/local/tomcat
Using CATALINA_TMPDIR: /usr/local/tomcat/temp
Using JRE_HOME:        /
Using CLASSPATH:       /usr/local/tomcat/bin/bootstrap.jar:/usr/local/tomcat/bin/tomcat-juli.jar
Tomcat started.

[1-4] 以下のコマンドでHTMLが表示されたらOK
     （GUIであれば、ブラウザで「http://localhost:8080」アクセスするでもOK）
～～～～
curl http://localhost:8080

# 問題なければ停止
sudo /usr/local/tomcat/bin/shutdown.sh
～～～～

[2] ディレクトリの配置と設定の変更

[2-1] 上記「 ディレクトリ構成」に合うようにディレクトリを配置する
～～～～
sudo mkdir /usr/local/tomcat/instance1

sudo mv /usr/local/tomcat/conf /usr/local/tomcat/instance1/conf
sudo mv /usr/local/tomcat/temp /usr/local/tomcat/instance1/temp
sudo mv /usr/local/tomcat/webapps /usr/local/tomcat/instance1/webapps
sudo mv /usr/local/tomcat/work /usr/local/tomcat/instance1/work
sudo mv /usr/local/tomcat/logs /usr/local/tomcat/instance1/logs

sudo cp -R /usr/local/tomcat/instance1 /usr/local/tomcat/instance2
～～～～

[3] サービス作成および自動起動登録

[3-1] Tomcat を動かすための専用ユーザ tomcat を追加
～～～～
# ユーザ作成
sudo useradd -s /sbin/nologin tomcat

# 所有者変更
sudo chown -R tomcat:tomcat /usr/local/tomcat
～～～～

[3-2] 以下のコマンドで、【tomcat_instance1.service】の内容を保存し、権限付与する
～～～～
sudo vi /etc/systemd/system/tomcat_instance1.service
sudo chmod 755 /etc/systemd/system/tomcat_instance1.service
～～～～

～【tomcat_instance1.service】～～～
[Unit]
Description=Apache Tomcat 8
After=network.target

[Service]
# !!
Environment="CATALINA_HOME=/usr/local/tomcat"
Environment="CATALINA_BASE=/usr/local/tomcat/instance1"

User=tomcat
Group=tomcat
Type=oneshot
PIDFile=/usr/local/tomcat/tomcat.pid
RemainAfterExit=yes
ExecStart=/usr/local/tomcat/bin/startup.sh
ExecStop=/usr/local/tomcat/bin/shutdown.sh
ExecReStart=/usr/local/tomcat/bin/shutdown.sh;/usr/local/tomcat/bin/startup.sh

[Install]
WantedBy=multi-user.target
～～～～～～～～～～～～

[3-3] 以下のコマンドで、自動起動登録
～～～～～～～～～～～～
systemctl enable tomcat_instance1

# 確認（「enabled」が表示されたらOK）
systemctl is-enabled tomcat_instance1
～～～～～～～～～～～～

[3-4] 以下のコマンドで、開始・停止できるか確認する
～～～～～～～～～～～～
# 開始
systemctl start tomcat_instance1

# 停止
systemctl stop tomcat_instance1
～～～～～～～～～～～～

参考文献

関連記事

【Linux】【Tomcat】Tomcat 8.5 のインストール

【Windows】【Tomcat】 単一Tomcat で複数のインスタンスを動かす

【Linux】【Tomcat】 単一Tomcat で複数のインスタンスを動かす ～その１～

Nginx のロードバランシング方式

構文

http {
  upstream backend {
    ip_hash;
    server 127.0.0.1:8080 weight=3;
    server 127.0.0.1:18080;
  }
 
  # ・・・略・・・
}

参考文献

関連記事

【Nginx】【Linux】 Nginx ～ 入門編 / 環境構築 ～

■ 用語整理

 * 一般的なものとして用語を整理する。
 * 一般的な用語なら、「インスタンス」⇒「仮想マシン/サーバー」と読み替えればいい。

スケールイン / スケールアウト

 * システムを構成するインスタンスを減らすこと

 * システムを構成するインスタンスを増やすこと

スケールダウン / スケールアップ

 * システムを構成するインスタンスのグレードを減らすこと

 * システムを構成するインスタンスのグレードをあげること

オートスケーリング

 * 負荷に合わせて インスタンス数を自動的にスケールイン/スケールアウトする機能

参考文献

 * 勉強になった。ログなくなるのは不具合が出たときにまずいかも...

関連記事

AWS(Amazon Web Services) ～ 入門編 / ELB作成 ～

【AWS】ALB を使った パスベースのルーティング

スレッドダンプ とは？

 * 全スレッドのスタックトレース

取得するタイミング

[1] プログラムが遅い、フリーズした場合
[2] クラッシュした場合

スレッドダンプ取得方法

概要

[1] JavaのプロセスIDを確認
[2] jstackコマンド等でスレッドダンプを取得

詳細

# JPSコマンド
jps

# Linuxの場合
ps aux | grep java

jstack 【プロセスID】 > threaddump.txt

kill -3 【プロセスID】

スレッドダンプを取得する際の注意点

[1] 一定の間隔で スレッドダンプを複数取得する（例：10 秒ごとに 1 つのスレッドダンプ）
 Case A : 全スレッドの状態遷移がない => ハング
 Case B : スレッド処理が進んでいる => 遅い

スレッドの状態

java.lang.Thread.State: WAITING (on object monitor)
                        ~~~~~~~
みたいな形で、スレッドの状態がわかる

ブックマーク(bookmark)

 * 特定のリビジョンに対して、任意の名前を設定

参考文献

はじめに

で、Auto Scaling を行うと、EC2インスタンス自体がなくなってしまい
ログが回収できなくなるとのことなので、何かいい方法はないかと探してたら
以下のサイトが見つかった。で、その前段として、S3について調べる。

Amazon S3

 * Amazon Simple Storage Service (S3)
 * 容量に関係なくデータを格納および取得できる

動画

 * まずは、以下のサイトを一見してみた方がいい

用語

バケット（Bucket）

 * 保存場所（フォルダみたいな感じ）
 * バケット名はグローバルでユニークである必要がある

参考文献

今後参考になりそうなサイト

AWSクラウドデザインパターン

 * クラウドデザインパターン (Cloud Design Pattern; CDP)

CDP

より

基本のパターン

 * Snapshotパターン（データのバックアップ）
 * Stampパターン（サーバの複製）
 * Scale Upパターン（動的なサーバのスペックアップ／ダウン）
 * Scale Outパターン（サーバ数の動的増減）
 * Ondemand Diskパターン（動的なディスク容量の増減）

可用性を向上するパターン

 * Multi-Serverパターン（サーバの冗長化）
 * Multi-Datacenterパターン（データセンターレベルの冗長化）
 * Floating IPパターン（IPアドレスの動的な移動）
 * Deep Health Checkパターン（システムのヘルスチェック）
 * Routing-Based HAパターン（ルーティングによる接続先の透過的な切り替え）

動的コンテンツを処理するパターン

 * Clone Serverパターン（サーバのクローン）
 * NFS Sharingパターン（共有コンテンツの利用）
 * NFS Replicaパターン（共有コンテンツの複製）
 * State Sharingパターン（ステート情報の共有）
 * URL Rewritingパターン（静的コンテンツの退避）
 * Rewrite Proxyパターン（URL書き換えプロキシの設置）
 * Cache Proxyパターン（キャッシュの設置）

Scheduled Scale Outパターン（サーバ数のスケジュールにあわせた増減）

 * IP Poolingパターン（接続許可済みIPアドレスのプール）
 * 静的コンテンツを処理するパターン
 * Web Storageパターン（可用性の高いインターネットストレージ活用）
 * Direct Hostingパターン（インターネットストレージで直接ホスティング）
 * Private Distributionパターン（特定ユーザへのデータ配布）
 * Cache Distributionパターン（ユーザに物理的に近い位置へのデータ配置）
 * Rename Distributionパターン（変更遅延のない配信）
 * Private Cache Distributionパターン（CDNを用いたプライベート配信）
 * Latency Based Origin（地域によりオリジンサーバを変更）

データをアップロードするパターン

 * Write Proxyパターン（インターネットストレージへの高速アップロード）
 * Storage Indexパターン（インターネットストレージの効率化）
 * Direct Object Uploadパターン（アップロード手順の簡略化）
 * リレーショナルデータベースのパターン
 * DB Replicationパターン（オンラインDBの複製）
 * Read Replicaパターン（読込専用レプリカによる負荷分散）
 * Inmemory DB Cacheパターン（頻度の高いデータのキャッシュ化）
 * Sharding Writeパターン（書き込みの効率化）

非同期処理/バッチ処理のパターン

 * Queuing Chainパターン（システムの疎結合化）
 * Priority Queueパターン（優先順位の変更）
 * Job Observerパターン（ジョブの監視とサーバの追加・削除）
 * Fanoutパターン（複数種類の処理を非同期かつ並列に実行）

運用保守のパターン

 * Bootstrapパターン（起動設定の自動取得）
 * Cloud DIパターン（変更が多い部分の外出し）
 * Stack Deploymentパターン（サーバ群立ち上げのテンプレート化）
 * Server Swappingパターン（サーバの移行）
 * Monitoring Integrationパターン（モニタリングツールの一元化）
 * Weighted Transitionパターン（重みづけラウンドロビンDNSを使った移行）
 * Log Aggregation パターン(ログの集約)
 * Ondemand Activationパターン（メンテナンス時の一時的な設定変更）

ネットワークのパターン

 * Backnetパターン（管理用ネットワークの設置）
 * Functional Firewallパターン（階層的アクセス制限）
 * Operational Firewallパターン（機能別アクセス制限）
 * Multi Load Balancerパターン（複数ロードバランサの設置）
 * WAF Proxyパターン（高価なWeb Application Firewallの効率的な活用）
 * CloudHubパターン（VPN拠点の設置）
 * Sorry Pageパターン(バックアップサイトへの自動切り替え)
 * Self Registrationパターン（自分の情報をデータベースに自動登録）
 * RDP Proxyパターン（Windowsインスタンスへのセキュアなアクセス）
 * Floating Gatewayパターン（クラウド上のネットワーク環境の切り替え）
 * Shared Serviceパターン(システム共通サービスの共用化)
 * High Availability NATパターン(冗長化されたNATインスタンス)

はじめに

 * 漢数字をアラビア数字に変換する必要があり、ネットを漁ってたらよさげなサンプルがあったのだが
   一部バグがあったので修正してサンプルをアップする

サンプル

 * 自然数のみ（零は対応しない。やろうと思えばできないこともないが）

Converter.java

import java.security.InvalidParameterException;

public class Converter {

  /**
   * デモ.
   * @param args
   */
  public static void main(String[] args) {
    System.out.println(Converter.convertNaturalKanjiNumber("三"));
    System.out.println(Converter.convertNaturalKanjiNumber("二千五百"));
    System.out.println(Converter.convertNaturalKanjiNumber("三千"));
    System.out.println(Converter.convertNaturalKanjiNumber("一億五千万"));
    System.out.println(Converter.convertNaturalKanjiNumber("一億五千万四"));
    System.out.println(Converter.convertNaturalKanjiNumber("千十一"));
    System.out.println(Converter.convertNaturalKanjiNumber("二十一億三千百五万千二十一"));
    System.out.println(Converter.convertNaturalKanjiNumber("十一億七百一万十一"));
  }

  /**
   * 漢数字（自然数）（をアラビア数字(int型)に変換する
   * @param targetValue 対象値（漢字・自然数）
   * @return 自然数（int型）
   */
  public static int convertNaturalKanjiNumber(String targetValue) {
    int firstDegit = 1;
    int fourthDegit = 0;
    int total = 0;
    for (int i = 0; i < targetValue.length(); i++) {
      char kanjiNumber = targetValue.charAt(i);
      switch (kanjiNumber) {
      case '一':
        firstDegit = 1;
        break;
      case '二':
        firstDegit = 2;
        break;
      case '三':
        firstDegit = 3;
        break;
      case '四':
        firstDegit = 4;
        break;
      case '五':
        firstDegit = 5;
        break;
      case '六':
        firstDegit = 6;
        break;
      case '七':
        firstDegit = 7;
        break;
      case '八':
        firstDegit = 8;
        break;
      case '九':
        firstDegit = 9;
        break;
      case '十':
        fourthDegit += (firstDegit != 0 ? firstDegit : 1) * 10;
        firstDegit = 0;
        break;
      case '百':
        fourthDegit += (firstDegit != 0 ? firstDegit : 1) * 100;
        firstDegit = 0;
        break;
      case '千':
        fourthDegit += (firstDegit != 0 ? firstDegit : 1) * 1_000;
        firstDegit = 0;
        break;
      case '万':
        fourthDegit += firstDegit;
        total += (fourthDegit != 0 ? fourthDegit : 1) * 10_000;
        fourthDegit = 0;
        firstDegit = 0;
        break;
      case '億':
        fourthDegit += firstDegit;
        total += (fourthDegit != 0 ? fourthDegit : 1) * 100_000_000;
        fourthDegit = 0;
        firstDegit = 0;
        break;
      default:
        throw new InvalidParameterException("Found invaid parameter : " + kanjiNumber);
      }
    }
    return total + fourthDegit + firstDegit;
  }
}

出力結果

3
2500
3000
150000000
150000004
1011
2131051021
1107010011

参考文献

■ はじめに

 * Windowsファイル共有サーバを構築する必要があるので調べる
  => Samba （サンバ） を使用する

■ 構築

構築環境

 * OS : CentOS7
 * ファイルサーバ : Samba Version 4.4.4

構築手順

[1-1] Samba をインストールする

sudo yum -y install samba

[1-2] 確認としてバージョンを表示する

smbd -V
# 「Version 4.4.4」と表示

[2-1] Windows上で、ワークグループを確認する
      (Cドライブがみえるとこで、右クリックし、[プロパティ]で確認できる。
      今回は、ワークグループが「WORKGROUP」だったとする)

[2-2] 「/etc/samba/smb.conf」を修正する

sudo vi /etc/samba/smb.conf

【修正前】
[global]
        workgroup = SAMBA

【修正後】
[global]
        workgroup = WORKGROUP

[2-3] Samba 用のユーザを追加する

# ユーザ「sambaadmin」を追加
sudo useradd sambaadmin

# ユーザ「sambaadmin」を Sambaに追加
sudo smbpasswd -a sambaadmin
# パスワードを入力する（覚えておく。とりあえず、ここでは「password」としておく）

 * 「less /etc/samba/smb.conf.example」に設定ファイルのサンプルあり。

sudo less /etc/samba/smb.conf.example

[3-1] Samba を起動する

# ファイル共有、プリンタ共有などのSMBサービスを起動
sudo systemctl start smb.service
# NetBIOSのネームサービスを起動
sudo systemctl start nmb.service

# 念のため、状態を確認（「active (running) 」が表示されていたらOK）
sudo systemctl status smb.service
sudo systemctl status nmb.service

[3-2] 自動起動を設定しておく

sudo systemctl enable smb.service
sudo systemctl enable nmb.service

# 念のため、確認（「enabled」が表示されていたらOK）
sudo systemctl is-enabled smb.service
sudo systemctl is-enabled nmb.service

[4-1] ファイアウォールを通るようにしておく

sudo firewall-cmd --permanent --add-service=samba --zone=public
sudo firewall-cmd --reload

# 念のため、確認（「samba-client」が表示されていたらOK）
sudo firewall-cmd --list-all-zones

[5-1] sambaにhomeディレクトリ下の公開を許可する

# sambaにhomeディレクトリ下の公開を許可するかどうかを設定。
sudo setsebool -P samba_enable_home_dirs on

# 念のため、確認（「samba_enable_home_dirs --> on」が表示されていたらOK）
sudo getsebool samba_enable_home_dirs

[6-1] Windows上で「\\XXX.XXX.XXX.XXX」（XXX：Sambaを入れたIPアドレス）を入力
[6-2] [6-1] を行うと、ダイアログ表示され、IDとパスワードを聞かれるので、
      手順[2-3]のユーザIDとパスワードを入力する
      (今回の場合、「sambaadmin」「password」を入力する)
[6-3] [6-2] を行うと、フォルダ「sambaadmin」が表示されており、ダブルクリックすると、
      そのフォルダに入れる（あとは、この中に自由にファイルおけばOK）

■ Sambaあれこれ

共有スペースを指定したディレクトリにするには...

 * 「[5] SELinuxの設定」の場合、「sambaadmin」のホーム直下になるのだが、それは嫌って人に...

[A-1] 共有スペースのディレクトリを作成
sudo mkdir -p /var/samba/share

[A-2] アクセス権をフルアクセスできるようにする
sudo chmod 777 /var/samba/share

[A-3] SELinuxでSambaからのアクセスを許可
sudo chcon -R -t samba_share_t /var/samba/share

[B-1] 「/etc/samba/smb.conf」の末尾に以下の【追記内容】を追加する

sudo vi /etc/samba/smb.conf

【追記内容】
[share]
	# Windows側から見た時に付加されるコメント
	comment = Share directory
	# 共有するディレクトリのパス
	path = /var/samba/share
	# 有効なユーザ
	valid users = sambaadmin
	# Windowsの共有一覧にホームディレクトリを表示するか
	browseable = Yes
	# 書き込みを許可する
	writable = Yes
	# ファイルのアクセス権を付与
	create mode = 0777
	# ディレクトリのアクセス権を付与
	directory mode = 0777

sudo systemctl restart smb.service
sudo systemctl restart nmb.service

[D-1] Windows上で「\\XXX.XXX.XXX.XXX\share」（XXX：Sambaを入れたIPアドレス）を入力
 => アクセスできるはず

Windowsのネットワークの一覧に表示するには...

[A-1] 「/etc/samba/smb.conf」の[global]内に以下の【追記内容】の「# ここから」～「# ここまで」を追加する

sudo vi /etc/samba/smb.conf

【追記内容】
[global]
# ここから
       local master = no
       os level = 65
       preferred master = yes
# ここまで

参考文献

■ はじめに

で、ファイルサーバを構築したので、今度はバックアップを考える
 => rsync を使用する

■ 構築

構築環境

 * OS : CentOS7
 * rsync : version 3.0.9

構築手順

[1-1] rsync をインストールする

sudo yum -y install rsync

[1-2] 確認としてバージョンを表示する

rsync --version

[2-1] 「/etc/rsync_exclude.lst」 を追加し

sudo vi /etc/rsync_exclude.lst

- /var/logs/*　←　「/var/logs/」のフォルダの中身をすべて（*）バックアップから除外
+ /var/samba/share/***　←　「/var/samba/share/」のフォルダの中身をすべて（***）バックアップ対象とする

参考文献

関連記事

【Linux】ファイルサーバの構築 ～ Samba ～

■ はじめに

 * VMware vSphere Hypervisor（無償版ESXi）でのデータ移行を考える

■ 概要

[1] SSHを有効にする
[2] 仮想マシンデータを引き上げ、移行する
[3] データ移行先のVMware ESXiで仮想マシンを登録する

■ 手順詳細

 * 仮想環境 : VMware vSphere Hypervisor v6.5.0
 * 作業PC：Windows10
 * ファイル転送ソフト : WinSCP 5.9.4（※）

※インストールしていない場合は、事前にインストールしておくこと

[1] SSHを有効にする

[1-1] VMware のWeb UI にブラウザで、アクセスする

https://[VMware ESXiのIP]/ui

[1-2] 「ナビゲーター」欄内にある[ホスト]-[管理]-[サービス]-[TSM-SSH]を右クリックし、「起動」を選択
 => SSHが有効になった

[2] 仮想マシンデータを引き上げ、移行する

[2-1] ファイル転送ソフト「WinSCP」を起動する

[2-2] ログイン画面で以下の項目を入力し、「ログイン」ボタン押下
 * 転送プロトコル：SFTP
 * ホスト名：【データ元のVMware ESXiのIP】
 * ポート番号：22
 * ユーザ名：【ユーザ名（例「root」）】
 * パスワード：【ユーザ・パスワード】

[2-3] 右欄にある「/vmfs/volumes/datastoreX(X:1以上の数字)」のようにたどり、
      仮想データのフォルダを引き上げる

 /vmfs/volumes/datastore1/【仮想データのフォルダ】

[2-4] [2-1]～[2-2]のように、今度は、データ移行先のVMware ESXiのIPを入れログインし、
      [2-3]のデータを同等のフォルダ先「/vmfs/volumes/datastoreX(X:1以上の数字)」配下に置く
 => データ移行自体は完了

[3] データ移行先のVMware ESXiで仮想マシンを登録する

[3-1] データ移行先のVMware のWeb UI 上において、「ナビゲーター」欄内にある
      [ストレージ]-[データストア]-[データスト アブラウザ]-[datastoreX(X:1以上の数字)]-[【仮想データのフォルダ】]
      を選択し、「【仮想データ】.vmx」を右クリックし、「仮想マシンの登録」を選択し「閉じる」ボタン押下
 => 仮想マシン登録完了
[3-2] 確認のために、「ナビゲーター」欄内にある[仮想マシン]を選択し、
      移行した仮想マシンがあるか確認する

補足：自動起動について

[1] 「ナビゲーター」欄内にある[仮想マシン]を選択し、移行した仮想マシンを右クリックし、
    [自動起動]-[優先順位を上げる]を選択

はじめに

で、CentOSをインストールしたが、RAIDを意識してインストールする

RAIDについては、以下の関連記事を参照のこと。

構築例

構成

関連記事

Linux(仮想環境) を構築する ～CentOS編～

【ストレージ】 RAID

前準備

Linuxのシステム日付を変更する一つの方法として、dateコマンドを実行する必要があるが、
その場合、ルート権限が必要になる。
Java内でdateコマンドを実行しても、以下「エラー時の出力結果」のように表示されてしまい
日付変更できない。そのため、前準備として設定の変更が必要。

エラー時の出力結果

Result Code : 1
sudo: 端末 (tty) が存在せず、パスワードを尋ねる (askpass) プログラムが指定されていません
Done!

設定変更案

「sudo visudo」で、行末に「【実行ユーザ】 ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL」に入れる

サンプル

import java.io.BufferedReader;
import java.io.IOException;
import java.io.InputStreamReader;

public class Main {
  public static void main(String[] args) {
    execute("sudo", "date","--set","2017-03-14 23:02:15.962");
    System.out.println("Done!");
  }

  private static void execute(String... commands) {
    ProcessBuilder processBuilder = new ProcessBuilder(commands);
    // 標準エラー出力を標準出力にマージする
    processBuilder.redirectErrorStream(true);

    try {
      Process process = processBuilder.start();
      int result = process.waitFor();
      System.out.println("Result Code : " + result);

      try (BufferedReader bufferedReader = new BufferedReader(new InputStreamReader(process.getInputStream()))) {
        String line;
        while ((line = bufferedReader.readLine()) != null) {
          System.out.println(line);
        }
      }
    } catch (IOException | InterruptedException ex) {
      ex.printStackTrace();
    }
  }
}

出力結果

Result Code : 0
2017年  3月 14日 火曜日 23:02:15 JST
Done!

参考文献

関連記事

【Java】 外部プログラム/コマンドを実行するには ～ ProcessBuilder ～ 修正

環境

 * OS : CentOS7
 * Java : openjdk version "1.8.0_121"
 * Eclipse : Eclipse Neon2

手順

[1] 以下のサイトから「eclipse-inst-linux64.tar.gz」をダウンロードする

[2] 以下のコマンドで、解凍する

tar xavf eclipse-inst-linux64.tar.gz

 => ディレクトリ「eclipse-installer」があるはず。

[3] ディレクトリ「eclipse-installer」内に移動し、「eclipse-inst」をダブルクリックする
[4] インストーラが起動するので、インストールしていくだけ
 => 物凄い簡単にできた!

確認用 Hello World!

public class Main {
  public static void main(String[] args) {
    System.out.println("Hello World!");
  }
}

■ SUID

 * SUID : Set User ID
 * 実行ファイルに設定される属性
 * 実行ファイルの所有者の権限で実行（どのユーザがファイルを実行しても、セットされたユーザで実行）

確認の仕方

ls -l /usr/bin/passwd
-rwsr-xr-x 1 root root 54192 11月 18  2015 /usr/bin/passwd
   ~
# 「s」になっているとSUIDが設定されていることを意味する

設定方法

sudo chmod u+s 【設定したいファイルのパス】

■ SGID

 * SGID : Set Group ID
 * 実行ファイル/ディレクトリに設定される属性
 * 実行ファイルは所有グループの権限で実行

設定方法

sudo chmod g+s 【設定したいファイルのパス】

# SUIDも付与したいなら...
#
# => sudo chmod ug+s 【設定したいファイルのパス】

■ Sticky Bit

 * スティッキービット
 * アクセス権に関係なくて、所有者とrootユーザのみが名前の変更と削除を行える

参考文献

はじめに

スレッドには、以下の2種類ある。

1) デーモンスレッド ★今回、扱う事項★
2) ユーザスレッド ... デフォルト

デーモンスレッドとは？

 * プログラム終了のタイミングで、スレッド処理が破棄される

利点

 * 終了処理（後処理）を意識しないですむ

使用上の注意

 * スレッド内で、後処理が必要な処理（リソース破棄 (データベース接続、一時ファイルなど) 
   を行う場合、使用を控える

作成方法

Thread thread = new Thread();
thread.setDaemon(true); // ★setDaemonにtrueをセット★
thread.start();

※ setDaemon()は、start()より先に呼ばないとダメらしい

実験

(i) ユーザスレッドの場合

public class Main {

  public static void main(String[] args) {
    Thread thread = new Thread(() -> {
      for (int i = 0; i < 10; i++) {
        try {
          Thread.sleep(10L);
        } catch (InterruptedException ex) {
          ex.printStackTrace();
        }
        System.out.println(Thread.currentThread().getName());
      }
    });
    //thread.setDaemon(true); // ★ユーザスレッド★
    thread.start();

    System.out.println("Done : " + thread.isAlive());
  }
}

Done : true
Thread-0
Thread-0
Thread-0
Thread-0
Thread-0
Thread-0
Thread-0
Thread-0
Thread-0
Thread-0

(ii) デーモンスレッドの場合

・・・
thread.setDaemon(true); // ★デーモンスレッド（上記のサンプルのコメントを外した）★
・・・

Done : true

参考文献